会話をしていて、相手の口臭が気になったり、自分の口臭が心配になったご経験はありませんか?

口臭を減らすためには、舌を磨いて口臭の原因となる舌苔(ぜったい)を取り除くことが効果的です。

ただし、舌が傷つくこともあるので磨きすぎは禁物。ポイントを押さえて正しく磨きましょう。

1.朝起きて舌苔が付いているかチェック

舌の真ん中を中心に白っぽく見える舌苔(ぜったい)は、人によって、また時間帯や体調によって付き具合が変わります。

朝起きて舌を鏡でよく観察してみましょう。舌苔が付いていなければ、舌磨きを行う必要はありません。

 

2.口が乾いていたら水を含むなどして舌苔を柔らかくしておく

乾いた状態で磨くと舌が傷つきやすいので、あらかじめ水で濡らしておきましょう。

 

3.水で濡らした、やわらかめの歯ブラシか舌ブラシを使う

歯磨き剤を使った後に行うと吐き気が起こりやすいため、水で濡らしただけの歯ブラシか舌ブラシを使いましょう。

硬めの歯ブラシで強く磨いてしまうと舌を傷つける危険があります。

舌ブラシは歯科医院やドラッグストアで購入できます。どういったブラシが良いか歯科医師にお尋ねください。

 

4.舌をできるだけ前に出し、奥から手前に全体的に磨く

舌の奥にも舌苔は付いています。

できるだけ舌を出し、奥を磨くときには数秒間息を止めたり、上あごに触れないようにすると、吐き気が起こりにくくなります。

 

5.磨き終えたら、ブクブクうがいとガラガラうがいをしっかり行う

取り除いた舌苔を確実に口の中から出すために、2つのうがいの仕方を実践して終了です。

 

 

いかがでしたでしょうか?1回で舌苔が完全に取れなくても、磨きすぎないようにしましょう。

もし舌がヒリヒリして痛かったりしたら、磨くのをやめてください。

気になることがありましたら、歯科医師にお尋ねください。