お口の中の唾液が少なく、乾いている時間が多いと虫歯や歯周病のリスクが高まります。

乾燥している寒い時期や鼻が詰まっている時など、朝起きるとお口の中が乾いていると感じることはありませんか?

加湿器をつけたりマスクをして寝るなど、工夫をされている方もいるかもしれません。

今回はその他に、おうちでできるお口を潤す方法をご紹介します。

 

【1】よく噛んで食べる/シュガーレスガムを噛む

噛むことによる刺激で、唾液腺や自律神経も刺激され、より唾液が分泌されます。

お口が乾いているときは食べにくいと思いますが、飲み物で流し込まず、よく噛んで食べるよう意識しましょう。

【2】規則正しい生活を心がける

唾液分泌の指令を出す自律神経のバランスを整えることは、唾液量アップに効果的です。

自律神経は交感神経と副交感神経が交互にはたらいてバランスを保っています。

睡眠時間や食事の時間が不規則になると負荷がかかってバランスが乱れます。

毎日の起床、就寝、食事をなるべく同じ時間にそろえ、規則正しい生活を心がけましょう。

【3】お酒、コーヒー・紅茶は控えめに

カフェインの入った飲み物やアルコールには利尿作用があります。

尿によって体の水分が減ると、唾液の材料である血液も減り、つくられる唾液の量も減ります。

この他にも緑茶や栄養ドリンク、コーラにもカフェインは入っています。

合間にお水を飲むなど、摂取量を控えめにするよう心がけましょう。

 

 

これらのおうちでできることにプラスして、歯科医院で定期的に口内チェックをすることが大切です。